電動シャッターの故障・原因について

電動シャッターの故障・原因について

朝、車庫から車を出そうとしている時にシャッターが開かない。

戸締りしたいのに閉まらない。

店舗などで開閉作業を行おうとした時に動かなくて開店・閉店作業ができなくて困ってしまっている。

このように急に開閉されないと生活や仕事に支障が出でしまいます。

故障の原因がわかれば対応もスムーズに行えます。

初めに

電動シャッターの故障には色んな症状や原因があります。

主な不具合

・動かない

・開かない

・閉まらない

・止まる、止まらない

・音がする

など様々な不具合が起きてしまいます。

どんな事が原因でなってしまうのかを詳しく紹介したいと思います。

動かない

「シャッターが突然動かなくてなった」「今まで普通に開閉動作していたのに動かない」「リモコン、押しボタンも反応しない」

主な原因

・電源が切れている

(電気がきていない・ブレーカーが落ちている・漏電している・断線している・コンセントが抜けている)

・安全スイッチが作動している

安全スイッチが作動しているとモーターは動きますがシャッター自他は動きません。

安全スイッチを解除すると作動します。

・配線関係の不具合

配線が断線していたり抜けたりしていると電気が流れていないので開閉機が作動しません。

他には、劣化していたりネズミが線を噛んでしまう事があります。

線を新しくするか線を指し直すと改善します。

・リモコン・押し釦の不具合

リモコンで操作していて動かない場合電池がない事やリモコンが故障している事があります。

雨で濡れてしまった場合は故障してしまう事があります。

・連続して使っている

開閉を連続して行っていると開閉機が熱くなってしまい保護装置が作動して作動しなくなります。

開かない

「シャッターが開かない」「モーターの音はするのに開かない」

主な原因

シャッターが開かないには動かないと同様の事が多々あります。

電源が入ってない・線の不具合・リモコン、押し釦の故障

動くけど開かない事の最も多い原因はスプリングシャフトが破損・劣化している。

シャッターは巻かれて収納されるので破損や劣化していると上手く巻かれていきません。

閉まらない

「シャッターが閉まらない」「リモコン・押し釦を押しても閉まらない」「閉まりきらない」

主な原因リミットスイッチの故障、リミット位置がおかしくなっている。

改善策としてリミットの設定をやり直すと直る場合があります。

それでも直らない場合はリミットスイッチの交換や開閉機の交換になります。

障害物検知装置(座板スイッチ)の不具合

障害物検知装置とは障害物を感知すると止まる装置です。

不具合や電池切れだといつもと違う動作を起こします。

よくあるのが電池がない場合です。

電池の残量がなくなると押し釦が押し切りになってしまいます。

電池交換をしても直らない場合には装置の故障のため交換が必要です。

止まる・止まらない

「勝手に止まってしまう」「設定した所で止まらない」

主な原因

リミットの不具合

リミットの調整次第で改善されますがリミット装置自体が故障していたら交換になります。

ポテンショメーターの故障(開閉位置検出用)

ポテンショメーターはモーター内の基盤に取り付けられています。

故障してしまうとどこが開閉位置なのかわからなくなります。

部分交換も可能な部品です。

ブレーキ装置の故障

ブレーキが効かなくなっている。

開閉機のブレーキが摩耗して効かなくなっている可能性があります。

この状態で使い続けていると全開位置から降りて来てしまい大変危険です。

音がする

「開閉時音がする」「キィキィギィギィ異音がする」

主に油切れです。

左右のガイドレールに注油する事で改善されることがあります。

スラットがズレていてどこかに干渉している。

ズレている箇所をもとの位置に戻せば直ります。

設置されてから年数が経っている場合には改善されない可能性があります。

開閉機から音がする。

経年劣化による異音の可能性が高いです。

開閉機の交換を行うと今後安心してお使い頂けます。

その他の原因

変形してしまった。

(シャッターのスラット・ガイドレール・ガイド口・シャッターケース)

車・フォークリフトなどをぶつけて変形させてしまった場合が多いです。

部分交換も可能な場合があるので検討してください。

変形しているまま使っていると更に悪化してしまい他の箇所にも影響が起きてしまいます。

物の上に降ろしてしまった。

電動シャッターを使っているとこちらもよくあります。

安全装置が付いていれば停止する事もありますが設置されていないと停止位置まで降り続けます。

物の上に降ろしてしまった場合には障害物を除いた後にシャッターは下まで降ろしましょう。

慌てて上げてしまうとシャッターが正常に巻かれていかないのでスラットがぐちゃぐちゃになってしまいます。

スラットが巻き込まれてしまう原因にもなってしまいます。

このように電動シャッターには色々故障や原因があります。

交換時期

電動シャッターの交換時期は10年~15年です。

メーカー基準にもよりますが一日開閉を2回行った場合を想定しています。

あくまでも基準なので必ずしも交換しなくてはならないわけではないです。

点検・メンテナンスを行えば寿命は長くなります。

反対に点検・メンテナンスを行っていないと寿命が短くなる事もあります。

日々の手入れで寿命は変わってきます。

まとめ

シャッターの故障・不具合には様々な原因があります。

経年劣化や使用者の不注意など様々な原因もあります。

故障や不具合が起きてしまった場合には自己解決しないで専門業者に依頼しましょう。

電気系統は専門知識がないと危険です。

それにシャッターは重量物なのでとても危険で大きな事故に繋がる可能性があります。

いつもと違う動作・音がしたら不具合の可能性があります。

それに無理に使用していると更に悪化してしまう場合もあります。

悪化してしまえば工賃も工期も高く長くなってしまいます。

 

株式会社エースシャッターは荒川区にあるシャッター専門業者です。

過去に何件ものシャッターを修理してきました。

専門知識・有資格者もおり些細な事でもお気軽にご相談下さい。

その場・状況・お客様にあった修理、交換などをご提案させていただきます。

お問い合わせ

 

 


シャッター修理・点検のご相談はこちらまで

電話番号: 03-3803-7005
お問い合わせ