シートシャッターについて②

 

シートシャッターについて②

前回シートシャッターについて紹介させていただきました。

主にどんな種類があるのかどんな機能があるのかなど細かい部分には触れませんでした。

今回はもう少し掘り下げて紹介したいと思います。

 


シートシャッター

シートシャッターは鉄製のシャッターと消費者が求めるものが違います。

鉄製のシャッターは主に防犯面重視で付ける方が多いです。

シートシャッターは食品関係、衛生面重視な環境、人の出入りが頻繁な場所などスピーディーな開閉が求められます。

また、設置する大きさ・高さなどの違いもあります。

弊社が設置することの多いシートシャッターの特徴

「コンパクトで一体型」「サイズ変更・移設も可能」

生産効率化にともなうライン変更やレイアウト変更をはじめ、空調など省エネ対策のための間仕切りなどにも最適コンパクト移設時は高さが変更でき短時間で経費を抑えた改修に役立ちます。

・省エネスペース(コンパクト)

・簡単移設ユニット式

・ハイスピード高速開閉

が主な特徴です。

シートシャッターの構造と色々な機能

コンパクトにスッキリ組み込み。

組み込み用ユニットは、設備への組み込みに適したコンパクトな「巻き取りユニット」「ガイドユニット」「制御ユニット」で構成されています。

設備のスペースを活用してこれらのユニットを組み込み、設備と連動させることで設備の付加価値を高めます。また品質・生産効率の向上も図れ、連動制御による省エネ効果も期待できます。

本体はスチール、アルミ、ステンレスがあります。

主な組み込みパーツ

・エンジン

・コントローラー

・シート

・巻き取り部

・ガイドレール

・スイッチ・センサー

が組み込まれているのでコンパクトで設置する時も場所も取りません。

その他にも様々なオプションがあります。

・埋め込み用スイッチ

フレームに埋め込まれています。

・マルチモニター

総運転回数や効果前カウントを表示。

またはセンサーを2つ使い入退室回数やコンベアラインでのモノの通過回数もカウントしモニターで表示する他に信号出力もできます。

・入退室カウント、表示

通過回数表示操作方法

入室回数:STOP+OPEN

退室回数:STOP+DOWNで表示されます。

オプション部品

用途・サイズ・設置場所に合わせて選べる豊富な周辺機器。

・起動センサーにも色々な種類があります。

小間口向け、スポット検知向け、中間口向け、大間口向け。

設置する場所によって最適なものを選ぶのもよいかと思います。

・警告表示器

カウントダウンモニター、回転灯、信号機、メロディブザーなどがあります。

作業車や人の出入りが多い所に設置すれば安全策になります。

・障害物検知センサー

・接触防止用ガードポール

フレーム保護に最適です。

・開閉操作スイッチ

操作スイッチにも様々な種類があります。

埋込、露出1点・3点非接触スイッチ、防雨型1点・3点スイッチ、プルスイッチ(引き紐)、薄型スイッチ、多チャンネル対応(リモコン)などもあります。

・車両検知センサー

・緊急停止用スイッチ

・非常電源

など色々なオプションがあるので用途に合わせて選ぶのが最適です。

シートの特徴

シートにも様々な種類や特徴があります。

・視認性抜群

透明性が高く通行時の安全性の確保と室内を明るく保てます。

・防虫効果が高い

シートの色はグリーンで虫の侵入を防ぎます。

内部はイエローで工場内を明るくして内部に侵入した虫を外部に誘導します。

・低温用シート

低温倉庫などでも硬化しにくく冷凍環境でもしなやかに作動します。

・帯電防止不燃

開閉時の摩擦による静電気の帯電を防止します。

・防鼠下端シート

標準仕様

シートを破って侵入する鼠を防ぐ効果があります。

シートには多彩なカラーがあり窓付きなどもあります。

設置場所に応じて選ぶとより良い環境になります。

メリットデメリット

・メリット

開閉がスムーズ

スチール製と違い開閉スピードが速いので作業効率も上がります。

空調効率がいい

スチール製シャッターより開閉速度が速いため開放時間が短縮されます。

外気が侵入するのが短いので空調効率も下がりません。

表面が錆びない

表面がシートで出来ているので錆びが発生しません。

表面に付着したゴミは水拭きや拭き取るだけで取り除けます。

その為もためも綺麗に保たれます。

*あくまでもシート部分だけです。

防虫効果

虫に見えない光の波長で虫の侵入を防ぎます。

もし侵入してしまった場合には内側のイエローに反射した光に誘導され入り口付近に集め奥への侵入を防ぎます。

など他にも色々なメリットがあります。

・デメリット

耐久性

表面はシートで出来ているのでスチール製のシャッターより耐久性は劣ります。

風の影響がある

表面がシートなの軽さがあるのでスチール製より風に弱い。

軽さがデメリットになってしまいます。

よくある不具合

・機械の故障

機械の故障が起きてしまうと開閉しなくなってしまう。

巻き上げすぎてしまう。

下がりすぎてしまう。

・センサーが反応しない。

センサーが反応しないので開閉に不具合が起きてしまう事があります。

電気系統の故障はスチール製のシャッターにも起こりうることです。

・フレームの破損

シートシャッターが設置されている場所には重機の往来が多いです。

その為、人的に起きてしまう事があります。

耐用回数

シートシャッターにも耐用年数・耐用回数があります。

部品によって違います。

・シート部分

耐用年数5年

耐用回数30万回

・外装部分

耐用回数50万回

耐用回数5年

・電気系統

耐用回数100万回

耐用年数5年

あくまでも目安になります。

設置環境、使い方によっては長くもなり短くもなります。

点検

定期点検を行う事でより安全にお使い頂けます。

主な点検方法

・開閉動作

正常にスムーズに開閉が行えているか。

・損傷個所

フレームやシートの破損、破れがないかを確認します。

・設定停止位置

下がりすぎていないか、上がりすぎてないかなど設定した位置で変化はないかを確認します。

・注油

注油する箇所に行い開閉をスムーズに保ちます。

まとめ

シートシャッターには色々なメリットがありデメリットがあります。

一般的なシャッターとは見た目も用途も金額も違います。

より快適に業務をスムーズに行うためには環境によって適したタイプのを選ぶのがいいでしょう。

 

株式会社エースシャッターは荒川区にあるシャッター専門業者です。 

通常のシャッターもシートシャッターも対応可能です。

修理、新設、メンテナンスなど行えますのでお気軽にご相談ください。

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