シャッターを設置する大きな目的は、防犯や雨風対策。シャッターと一口に言っても実は様々な種類があり、用途によって選ぶべきものは変わってきます。中には、防塵・防虫などの効果があるシャッターもあり、防犯だけが目的ではない場合も。使用頻度が高い場所にあるシャッターは迷わず電動シャッターを選んだ方がいいですし、何よりも費用を重視するのであれば手動シャッターを選ぶのも一つの手です。
この記事では、シャッターの種類や適した用途について解説します。現在シャッターの導入を考えていた方はぜひ参考にしてくださいね。
シャッターの種類
軽量シャッター
一般的な家庭などに設置されているのは、この軽量シャッターであることが多いです。他のシャッターに比べて価格が安めで、その名の通り軽量なので女性でも問題なく開け閉め可能。ですが、毎度手動で開け閉めするのは正直面倒に感じてしまいます。使用頻度が高いのであれば、少し奮発して電動シャッターを導入してもいいかもしれません。
電動シャッター
電動シャッターはリモコン操作でシャッターの開け閉めができるので、非常に便利です。もちろん車に乗ったままでも操作できますし、雨の日でも問題なく開け閉めできるので助かります。軽量シャッターはいくら軽いと言っても、力が極端に弱い子供や高齢者にとっては負担になるもの。費用は高いのですが、やはり利便性が良い電動シャッターは不動の人気を誇っています。
電動シャッターを選ぶ際に気をつけてほしいポイントが一つあり、それは停電時に内側から手動で開けられるかどうか。メーカーによっては停電したら全く動かなくなることがあるので、最悪の場合内側に閉じ込められてしまいます。値段が少し高くなっても、停電時に手動で開けることのできるタイプのものを選びましょう。
グリルシャッター
店舗などで使われることが多いこのグリルシャッターは、閉店後にもお店の雰囲気を外から見ることができるので、24時間を通して良い宣伝効果があります。ただ、隙間が広いので、防塵・防虫などの効果はありません。
パイプ式シャッター
あまり耳にしたことがないかもしれませんが、最近ではパイプ式シャッターにも注目が集まり始めています。電動シャッターの一種なのですが、開閉が非常に早く、虫やホコリの侵入、外気の流入による室内の温度や湿度変化を抑えるといった特徴があります。
エアタイトシールを使用しているため、シャッターを閉めている間に外部から虫やホコリなどの侵入を最大限防ぐことができます。これらのことから、清潔な作業環境が必要な会社で重宝されています。
窓用シャッター
窓用シャッターも馴染みがないかもしれませんが、その名の通り窓に取り付けるシャッターのことです。後からでも比較的簡単に取り付けることができ、防犯や結露防止、断熱性の向上、プライバシー保護など多くの用途があります。窓用シャッターにも手動と自動があり、その種類も様々です。
防火シャッター
上記のシャッターとは用途が大きく違うのが、この防火シャッターです。普段は開きっぱなしになっていることが多く、火災が起きた時に火が燃え広がらないように自動でシャッターが降りる仕組みになっています。このシャッターがあるかないかで、火事が起きたときの被害が大きく変わってきます。
大型商業施設などには必ず設置されており、安全を守るために必要不可欠なもの。防火シャッターは定期的な点検が義務付けられており、”防火設備検査員”という国家資格を持った人のみが点検できるようになっています。
シャッターはショールームで実際に確認しよう
シャッターを導入しようと思っている方は、ショールームなどで実際にシャッターをその目で確認するようにしましょう。手動シャッターであれば、無理なく開け閉め可能かどうか、電動シャッターであればシャッターの開閉する速度やどんなリモコン操作になっているのかなどを確認しておくことで、導入後に後悔するリスクが減ります。
「思ったよりも不便だった」「節約で手動シャッターにしたけど電動にすればよかった」といった事態を防ぐためにも、シャッター選びは慎重に行いましょう。
まとめ
「シャッターはどれも同じ」と思ってしまいがちですが、実は設置する場所や目的によって選ぶべきシャッターは異なります。利便性を重視するのなら電動シャッターですし、防塵・防虫を一番重視するなら迷わずパイプ式シャッターを選んでください。シャッターごとに性質が異なるので、導入する際は使用目的を基準に選ぶと良いでしょう。
株式会社エースシャッターは、東京都荒川区にあるシャッターの修理、メンテナンスの会社です。緊急時にはなるべくご依頼当日~翌日にはお伺いし、応急修理にてシャッターが使用可能な状態にまで戻すことをお約束いたします。メーカー・種類問わず、修理・点検いたしますので、お気軽にお問い合わせください。